成年後見支援
- 親が認知症になってしまった。
ちまたの悪徳商法に騙されないか心配だ。
知的障害のある親族の財産を適正に 管理してあげたい。
私自身、自分の判断能力が低下してきたように思う。
子等のためにも資産管理をしっかり考えておきたい。
- このような時に、すなわち認知症の方や知的障害のある方など判断
能力の不十分な方々を保護するための制度が成年後見制度です。 例え
ば、判断能力が不十分な方を、悪徳商法により不当な契約をさせられ
ることから保護したり、財産を親族などにより勝手に処分されること
から保護したりすることができます。成年後見制度には、法定後見制
度と任意後見制度があります。さらに法定後見では、判断能力の程度
によって、後見人・保佐人・補助人が選出されます。
- 親族以外の第三者が成年後見人が選任された事例もあります
高齢者・障害者が、その人らしい生活が出来ますように
「権利擁護のセイフティネット」に参加します
後見人 | こちらをご覧ください |
補佐人 | こちらをご覧ください |
補助 | こちらをご覧ください |
任意後見人 | こちらをご覧ください |
- Q20 成年後見制度を利用すると,選挙で投票することができなく
なるのですか?
A20 これまで、成年後見制度のうち「後見」が開始された本人につ
いては、 公職選挙法の規定により,選挙権が制限されていましたが、
平成25年5月27日、「成年被後見人の選挙権の回復等のための公
職選挙法等の一部を改正する法律」が成立し、「後見」が開始された
本人の選挙権の制限はなくなることとされました。これにより、平成
25年7月以降に公示・告示される選挙から、「後見」が開始された
本人も投票をすることができることとなりました。なお、「保佐」及
び「補助」が開始された本人については、もともと選挙権は制限され
ていませんでしたので、これまでどおり、選挙で投票することができ
ます。