相続等にまつわるブログや小話
050 税理士会が税制改正建議書 平成19年8月
税理士は税法を遵守しますが、現在の税制がすべて良としているもの
ではありません。客観的に見ておかしい、あるいはこのようであるべき
だという事項について、税理士連合会は毎年財務省や国税庁などに税制
改正建議書を提出しています。今年の主な要望事項は 「役員給与に関す
る業績悪化事由を明確化してほしい」 「消費税の簡易課税及び免税の基
準期間制度・事前届出制の廃止してほしい」 「高額給与所得者の給与所
得控除額の制限すべき」 「新たな事業承継税制の創設してほしい」など
です。
050 税務上交際費の処理
法人税では交際費課税制度が設けられています。5,000円以下の飲食
費の損金算入制度など処理もやっかいです。税務上は交際費として処理
すべき支出金が、たとえば建物の取得価額や繰延資産などに計上したま
ま償却費として損金処理されてしまう可能性もあります。勘定科目の適
合性は交際費や消費税を処理する上で特に注意が必要です。