蘭

  

相続等にまつわるブログや小話


011 税金よりも保険料が重い 平成15年12月

 

 最近の話題は社会保険・年金関係が多く、新聞・週刊紙でも特集を組
んで記事にしています。顧客先での話題は社会保険料負担の重さに関す
るものが多くなっています。所得税・法人税は儲けから払うから納得で
きるし消費税も相手から貰っている(預かっている)から、資金繰りは
苦しくても何とか理解できる。でも社会保険料の事業主負担分は正直言
って重たい。社会保険に入ってない会社があると聞いたけれど本当なの
・・。と、聞かれると ・・困ります。しかも年金負担の割合20%の
話が現実味を帯びた話題になってきていて、健康保険税もあわせれば、
企業・事業主側の負担の影響はどれほどだろうか、少し恐ろしい気がし
ます。今までの制度でも結構不公平感がありました。将来の難しい構想
は学者や政治家にお願いするとしても、公平に負担し、分相応に受給す
るという考え方が根底にないと、国民年金の未払いが40%にものぼる
ということも無くならないではないか。先日ほとんど年金制度に加入し
ていない人の話がありましたが、いよいよになったらどうするのでしょ
うか。25年間掛けないと年金が貰えないというのでなく、支払った分
に対応するだけは貰えるという制度の方が、払うことに安心感がもてる
と私は思うのですが。

011 自社株の引き継ぎ

 

 会社経営している経営者にとって、悩む問題に事業の引継があります
。一つは次期後継者の育成。経営に関してはいろいろ学ぶ場があります
。中小企業家同友会など異業種交流によって他の経営者と多くつきあい
実践的に学んでいけますが、創業経営者の感性・資質で経営してきた会
社にとってはそれを引継ぐ後継者が育っているかどうか重要です。二つ
目に実質経営権の引継ぎです。オーナー社長の所有する株式等を後継者
に引継ぎ会社支配権と地位を合わせて事業承継することとなります。   しかし同族会社株式を相続する場合、自社株の評価が意外に高く相続
税負担に驚くことがあります。また自社株は市場性・換金性がなく相続
しても納税に苦慮することとなります(条件がそろえば物納も出来ます
が)。そこで価値を引き下げながら、生前にある程度後継者に移すこと
を考えていくことが必要になってきます。対策として次のことが考えら
れます。
① 現状分析と問題点の把握-現状把握なくして有効な対策はとりえま
せん
② 総合的な判断-相続税だけでなく法人税法・商法・経営への影響や
他の相続人との 兼ね合いなど総合的に検討していきます
③ 長期的な計画の元に-相続が発生してからではもちろん遅いと思い
ます
④ 自社株評価の引き下げ-類似業種比準価額・純資産価額の引下げを
図ります
⑤ 生前移転・贈与-後継者と同族関係者以外も検討します
⑥ 納税資金対策- 退職金・生命保険金などで対応 


011 後見人その後

 

 成年後見人について 先日、「親族が要介護状態になり自署も押印も
出来ない状態となったときに、その親族自身が契約した医療保険の請求
に関し、保険会社から後見人を付けてくれないと支払えないといわれた
。だが、後見人を付けるには費用がいると聞いたがどうか」と相談され
た。確認してみると成年後見人等がいないと請求できないとの回答でし
た。家庭裁判所が補佐人・成年後見人を選任するには手続きとして「鑑
定」が必要であり、費用が5~20万円・期間が2~3月長ければ半年
かかります。自分の為にかけていた医療保険を必要とするときに、請求
するのにさらに費用と期間がかかる、それも少なくないものが・・・。
ちょっとやりきれないものを感じました。任意後見人制度でも同様の費
用はかかりますが事前に準備や契約が出来るという点では活用の幅が広
がります。

011 早い決断

 

 昨年事務所の横の鋳物工場が解体され100円寿司がオープンし繁盛
している。しかしその後にできたそば店が、半年も絶たないうちに今風
の食堂キッチンに変身した。経営戦略上の判断であろうが、いかにも早
い。改装費用でもン百万円であろう。当事務所近辺は道路拡張も相まっ
て、大型飲食店が目白押しに開店している。これだけ開店して顧客を集
客していけるのだろうか少し心配です。

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