事務所通信 17年2月
 16年分所得税・消費税確定申告始まる

 大雪と底冷えする2月の初め、平成16年分の所得税と確定申告が始まります。年末調整で実感していましたが、配偶者の特別控除廃止の影響は思ったよりボデーブローのように効いています。
 昨年までは奥さんがパートで働いていても特別控除ができていたのが一挙に4万円近くの増税になり(今年は還付金でなく取られるの?)と問い合わせを受けるとズキンとします。
 確定申告でも同様です。
 通常の土地等の譲渡所得の100万円控除や損益通算ができなくなりました。  

 消費税法が改正され、17年分から課税事業者が大量に増えます。多くの零細事業者がこの影響を受けます。実際の納税は来年3月です。今年の決算書によりシミュレーションをして来年の納税予想を立て資金手当をしておかないといけません。この数年の間には税率アップも予想されます。心してかかりましょう。
 ともあれ16年分の申告事務が始まっています。
       
 定期借地権の一時金の取扱いを明確化・利用促進拡大か

  前払賃料方式による定期借地権設定契約における税務上の取扱いについて
                                       −−−国税庁回答

 定期借地権設定の場合、一定の契約に基づいて前払賃料として一括して授受する場合は、借地人・土地所有者側それぞれが、期間に応じた費用化と収益の計上が可能と国税庁が文書回答しています。
 期間損益の適正化が図られ、土地所有者側も一時に課税を受け
るのではなく、期間に応じて収益を計上すればよいことになり権利金を授受する場合の一時に課税される場合より税負担が軽くなる可能性があります。相続税評価についても新しい解釈が出てくると思います。前払賃料方式は、新たな定期借地権の契約形態ともいえます。 定期借地権設定の利用がより促進されそうです。
 〈 有限会社 相続サポート 〉 を設立しました

 税理士事務所開業以来、相続税申告業務に携わった経験から、「相続」が発生してから対応しても遅いのではないかと言う気持ちを強く持っていました。申告に際して最大限の節税努力をします。円満に分割協議が出来るような提案をします。

 しかし「こうしていれば、もう少し節税できたのではないか。」「遺言書を作るときに、相続人の立場や状況を考えていたら」と思うことがしばしばあります。発生してからでは「たら・れば」の世界ですが、それまでには何年もあり十分検討する時間があります。

 そのお手伝いが出来ないかと考え、税理士業務と相互に連携する資産相談全般について対応できるようにCFPR(ファイナンシャルプランナーの上級資格)を取得しました。これを機会に、将来必ず発生する「相続」に向けた相続設計・事業承継設計をはじめライフプランニング、保険とリスク、タックスプラン、金融資産相談を主な事業目的とする会社を設立しました。

 大同生命保険の代理店にこだわることなく、ご相談者に適切な保険設計や、将来の予想に答えるタックスプランを提案したいと思います。
 御相談料に見合う、またそれ以上の成果を提供できるように努力していきます。

 御気軽にご相談ください。「安心」を手にいれてください。
   
  ワープロソフトは「一太郎」

 事務所で使っているワープロソフトは「一太郎」です。パソコン導入以来のつきあいで、‘ワード’に馴染めずいまでは少数派(?)です。地裁とはいえアイコン1つの特許権侵害で製造販売禁止の判決がでるとは。知的財産権・特許権の重要性も分かりますが「一太郎」がなくなると困ってしまいます。

・ もう一つソフトの話、行政書士事務で建物図面を作ります。活躍するのがJW-cadと言う無料のソフトです。インターネットでダウンロードすれば誰でも使えます。完成度が高くしかも進化し続けていて常に新しい製品が使えます。
 作成者の満足のためのソフトと利益を得るそれとは自ずと違いますが・・・。
 
  税 務 情 報

  毎月の給与の源泉徴収税額表を適用するときに65歳以上の老年者に該当する場合、扶養親族数に1人を加えて源泉徴収税額を算出してきましたが、平成17年1月1日以後に支払う給与等から廃止されました。したがって給与の額が平成16年12月と平成17年1月に支払われるものが同額であっても、他の控除等が等しければ今年1月分の源泉税額が増加することになります。

 
 通信1月号はお休み   
事務所の移転・法人設立などが重なって結局「通信1月号」を見合わせました。       

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