サポート通信 21年11月
   民主党政権の22年度税制改正  

 税制調査会が開催され、租税特別措置法の見直しや所得税の 配偶者控除,扶養控除の見直しも視野に入り、さらに納税者番号制度が議論され、税制改正の影響の大きさが予想されます。全体像はまだまだ先ですが。

  寄付金・交際費    

  
 「当社で使わなくなった機械を、貴社にタダであげる。お互いによかったネ」と。ところが税務では、あげた方に寄付金課税、もらった方も受贈益の問題が出てきます。取引先に自社施設の優待入場券をあげると交際費課税が発生する場合もあります。一般世間の感覚と少し違う税務会計処理に苦労するところです。
 この時期、子会社支援などで無利息貸付や債権放棄など行う場合もあります。しかし合理性や相当な理由がないと判断された場合は、費用とは認められずに子会社への寄附金と取扱われるということもあります。注意が必要です。
 

太陽光発電のあれこれ 

  Co2・地球温暖化対策として、太陽光発電をはじめ自然エネルギーの活用が注目されています。それに関連して
 
① 法人や個人が設置する太陽光発電設備で作られた電力のうち、自家消費以外の余剰電力を対象とした新たな買取制度が11月1日からスタートします。
② 法人や個人が設置する太陽光発電設備について、即時償却が可能になる場合があります。 一定の設備に対する固定資産税の軽減措置、住宅ローン税額控除、省エネ改修税制などいろいろな税制上の優遇措置が講じられています。
③ 個人が太陽光発電の売電から得られる収入も当然税法上の収入となります。雑所得などと所得区分されますが、経費の方が多くなりそうで、そんなに心配はありませんネ。

 
  風も強かったが 塩害も

 先日の台風18号の被害は大変でした。
 近くの公園の松の大樹も何本も倒れていました。渥美線の架線にも倒れかかり夕方まで電車は不通。かなり広い範囲で長時間の停電となったためスーパーなども営業できず、道路の看板も倒れたものが多く目につきました。
 豊橋・田原は全国有数の農業生産地です。白菜・キャベツなどの植え込みの時期に強風と、塩害で苗を植え直す農家もあります。ハウス損壊被害もかなりでました。被害想定額は数十億円とかで、県や国の支援対策が行われます。
 塩害って? 大きな台風は、雨が上がった後うっすらと白く結晶ができるほどかなりの塩分を含んだ雨を降らせるため、野菜も木々も葉が灼け、枯れ落ちてしまいます。伊勢湾台風の時は、奥三河ではしばらく松茸がとれなくなったといわれました。来年に影響しないよう願うばかりです。
 このようなときには税務上の配慮もあります。詳しくは国税庁HP「災害」にて。
 
   成年後見人の養成研修
税理士会の成年後見人実務研修に。基礎的な研修を終えた約50人が受講しました。家裁の書記官・弁護士・司法書士を講師とし、実務を行っていく上での諸課題について5時間みっちり講義をうけました。今後の高齢化・独居化に伴いますます後見制度の活用が必要になってくること、伴う難しさや重要性を再確認しました。
 
   インフルの猛威と危機管理
 
 街中や電車内など至る所で白いマスクをみてもなんの違和感のありません。といって、すべての人がしているのでもありません。重篤になる確率が低いと軽んじているのか、これだけ広まってしまうともうどうしようもないと開き直っているのか。ワクチンの順番も当分先になりそうだし・・・。
 企業経営者として、もし事務所で発生したら最低1週間はどのように対応するのかという、危機管理的なものは考えていますが、果たしてその通りにできるどうかは心配です。それが1月2月の確定申告時期に発症したら・・・・・。    

 
  

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