着物の部屋
趣味の農園 石川農園
着物を着てみませんか?
  山野流着装  石川着付け教室
 随時 受け付けています。
 ご希望の時間帯をお聞きし、調整いたします
連絡先 0532-46-4828
 
着付けを学びたいと思っている皆様へ
自分で着物を着られるように、
   一緒に練習を始めませんか !
 これまで
  ・決められた練習日になかなか行けない。
  ・着物は着ることができるが、帯結びが難しい。
  ・習ったことはあるが、自信がない。
 様々な理由であきらめていた皆さん、一緒に始めてみませんか!
 
着付け教室のご案内
  
・会費 1 回 (約2時間) 1000円   
・練習日等  練習日時等は、その都度相談のうえ決めていきます。
・練習内容  一人ひとりのご希望に沿って進めていきます。
*練習場所をご用意くだされば、出張指導も行います。
*別途会場費が200円程度必要な場合もあります。
 着付け練習に必要なもの

 ①補正用タオル 5枚位  
 ②クリップ(洗濯ばさみ) 10本位   
 ③綿花(カットしてないもの) 
 ④裁縫道具、安全ピン
 ⑤腰紐 5本       
 ⑥伊達締め 2本     
 ⑦帯板
 ⑧帯枕、帯枕をくるむガーゼ(医療用カーゼ幅30㎝×160㎝位)
 ⑨帯締め
 ⑩帯揚げ
 ⑪下着(肌襦袢と裾よけまたはワンピースタイプ)
 ⑫足袋 
 ⑬長襦袢(半襟のついたもの) 2部式の襦袢でも可     
 ⑭衿芯
 
 ⑮着物
 ⑯帯
*着物、帯はお貸しできます(Mサイズ)。 
*わからない用具は最初から揃えなくて結構です。
☆講師 着付け技能士 山野流着装の講師
 私たちは、着付けを楽しみながら学んでいただきたいと思っています。           
☆着付け(振袖、訪問着、七五三など)も行っています。
☆車いすの方の着付けもご相談ください。
 
 着付け教室の概要
 下記の要領で行っています。
 1回は、2時間30分程です。
着物、帯のMサイズについては、お貸しできます。                    わからない用具は最初から揃えなくて結構です。
 *各コースにつきましては、ご希望をお聞きし、ご案内いたします。   
 
コース    内容
初伝1   ゆかた 細帯
   準備していただく物
   ①ゆかた  ②細帯  
③下着(肌襦袢と裾よけまたはワンピースタイプの襦袢)
④腰紐3本 
⑤タオル3枚位  
⑥ハンドタオル1枚  
⑥洗濯ばさみ5本位 
   
初伝2   小紋 一重太鼓(手結び)
  準備していただく物 
  ①補正用タオル 5枚位  
②洗濯ばさみ 10本位   
③綿花(カットしてないもの) 
④裁縫道具、安全ピン
⑤腰紐 5本       
⑥伊達締め 2本     
⑦帯板
⑧帯枕、帯枕用ガーゼ(医療用カーゼ幅30㎝×160㎝位)
⑨帯締め
⑩帯揚げ
⑪下着(肌襦袢と裾よけまたはワンピースタイプ) 
⑫足袋
⑬長襦袢(半襟のついたもの) 2部式の襦袢でも可    
⑭ 衿芯
  ⑮着物(小紋) 
  ⑯名古屋帯 
   
初伝3   訪問着 二重太鼓(手結び)、名古屋帯の角出し
   準備していただく物
   ①から⑭までは、初伝2 と同じです。
   ⑮着物(色無地、訪問着、付下げなど)
   ⑯袋帯
   
 中伝 初伝1.2.3 のコースを終えた方  またはご自分である程度着る事ができる方 
   留袖、 訪問着 一重太鼓、二重太鼓(手結び)などご希望で
  準備していただく物 
   ①から⑭までは、初伝2 と同じです。
  ⑮着物 (留袖、色無地、訪問着、付下げなど)   
  ⑯帯   (一重太鼓、二重太鼓、その他)     
   *専用の枕(アイコー枕)を使っての帯結び(一重太鼓、二重太鼓)もありますが、希望される方のみに行います。帯は切ったりせず、元に戻ります。アイコー枕が必要になりますが、最初はお貸しします。
   
プロを目指す方  着物の着付け師をめざす方のコースもあります。  
別途ご案内します
着付師を目指す方は、山野流の初伝、中伝と教本通りに進めていきます 

 

  着物の部屋
              趣味の農園 石川農園
着物を着てみませんか?
  山野流着装  石川着付け教室
 随時 受け付けています。
 ご希望の時間帯をお聞きし、調整いたします
連絡先 0532-46-4828
着物(小紋) の着付け 準備
①腰紐5本を準備
②伊達締め2本(できればマジックテープでないもの)化繊のでOK、汗をかく
 のでその方がいいと思いますが、好みですので一概には言えません。
③着物用クリップ(または洗濯ばさみ:着物、帯を傷つけないもの)

④長襦袢(一部式)二部式襦袢のどちらでも。半衿をつけておきます。
  内側に衿芯を入れておきます
⑤着物の衿を留め、着やすい様にたたんでおきます
 帯の準備 (一重太鼓の場合)
①名古屋帯
②帯板
③帯枕 (ガーゼでくるむ:医療用カーゼ幅30㎝×160㎝位
      長さは、前で結べる長さで)
④帯揚げ (ガーゼをかけた帯枕にかけておきます。
       (枕の中心をゴムでとめておく)
⑤帯締め
⑥仮紐 3本 (すべりのいいもの。化繊の腰紐や、化繊の風呂敷で作る
 といいです。長さは腰ひもより30㎝程短い方が使いやすいです。
⑦クリップ(着物の着付けで使うものでいいです)
 小紋の着付け 
①足袋をはき、下着の上に補正をし、和装用の肌着、裾よけを着ます。
*補正(腰の窪み、ウエスト周りの窪み、鎖骨辺りなどにタオル、綿花な
 どで補正
 *補正
 

・前は、タオルを2つ折りまたは3つ折りにし、胴幅で折り返すか、脇の細
 いところまでで折り返すかは体型によります。

        
・後ろは、1枚のタオルを少しずらして2つ折りにし、もう一度上から下に7
 ㎝ほど折り、ウエスト周りのくぼんだところに置きます。
 もう1枚のタオルは、難しいですが、おしりの中心のくぼんだところから、
 上に向かって、三角になるように折り、上のタオルにはさみます。

・前後の補整タオルは腰紐で止めておきます。

・胸の補正は、自分でさわってみて、くぼんでいるところに綿花をおきます。綿花は切らないで、ちぎって下さい。
 
 
②長襦袢を着ます
・衿合わせは、のどの下の窪みを目安に、決めます。
 のどの窪みすれすれを目安に:年齢、着物により変わります。)
・裾線は、くるぶし辺りに決めます。
・腰紐をしめます 中心を避け 左右のどちらかで結びます
・前後のしわをとります 余分は脇に持って行きます
・脇のあきを合わせるようにして 後ろの倒しておきます
・伊達締めを締めます 
 
③着物を着ます (小紋)
 
1.着物を座ってはおり、袖を通してから立ちます。
2.長襦袢と着物の袖山の袖を持ち、布目を通し、長襦袢と着物なじませ
 、背縫いが背中心にあるか確認をする。
3.衿止め 
 ①共衿先あたりで衿幅の3分の1位を折り(広衿の場合)、両衿をを合わ
  せて持ち、(少し浮かせて)、衿がきれいに折れているか、また、背縫
  いが背中心にあるか確認する。
  (半衿は後ろで5㎜控え、肩山で着物と同寸にする。)
 ②肩山辺りを、クリップで止める (衿止め:耳の下よりやや後ろ、後側に
  倒す)
  *衿の内側のたるみを前に送る。胸のあたりまで長襦袢に沿 ってい
  るか確認する
4.裾線
 ①裾線を決める。(小紋は踵すれすれ、) (訪問着は足袋の踵が隠れ
  る長さ)
  衿下より手幅1つ(20㎝位)上を持ち、いったん腰の上まで上げ、徐々
  に下げていき、裾線を決める
 ②片手で持ち、背中心を確認し、腰紐がとおるあたりの余分を上に上げ
  ておく
 ③背中心をくるわせないようにして 上前を合わせてみる(身幅の確認)
 ④上前を開いて、下前を入れる。 床と平行に持っていき、衽線より褄先
  上がりにする
  下前が後ろに回ってしまう場合は、脇いっぱいで折り返し、ちょうどの
  時は巻き込む。
 ⑤上前を重ねる。床と平行にもっていき、最後少し上げ、褄先上がりに
  する。 。(おくみ線で同寸、交差) 
  後ろの余分を上前の斜め上方向に入れ込み、衿をかぶせる(衿を体に
  沿わせる)

5.腰紐
 腰紐は、腰骨の上側の窪んだ位置で、締めて感じのいい位置で締める
 ①右脇に紐を置き、左脇に持って行く。(左脇線が前にきている場合は
  、タックをとり、タックは後ろに倒しておく。)そのまま、後ろまで持って
  いく
 ②右脇の紐も後ろに持って行き、持ち手を変える。この時にしっかり締
  め、前にまわして結ぶ。1本目と重なるようにする。 紐は横一直線に
  なるようにする。斜めにならない
 ③結び目は、体の中心をさけ、左右のどちらかで藤結びまたは、片輪(
  かたわな)結び(片リボン結びです)。

6.裾線の確認  
 上前を開き、裾線、左右の褄先上がりを確認し、修正する。下前の裾線
 と上前のおくみ線が重なり、褄先上がりにする
 下前は、脇線が足袋につく位にすると裾つぼまりになる。

7.おはしょりをおろす
 身八口から手を入れ、おはしょりを体に沿わせておろす。(衿を左右に引
 いておく)
 後ろは八の字で払うように。前後ろ共に、しっかりおろす。裏側(体側)も
 しっかりおろす
 上前に、パネロン(または半紙)を入れる

8.衿合わせ
 衿幅は、共衿先で、衿幅の3分の1を目安に(1節半3㎝位)内側に折る
 ①下前を決める。半衿の出具合の確認
  (小紋 1節:2㎝)
  (訪問着 1節半:2.5㎝)(伊達衿の出 2㎜)
 ②上前を下前と同じ位置に決める。下に引っ張らないで、横に移動させ
  る
 *伊達衿 衿の中心(背中心)で 2㎜控えてつける。
 *重ね半衿 半衿を3つ折りし、(柄の出具合をみて加減する)全体に2
  ㎜控えてつける


9.上紐(胸紐)
 ①右脇の身八つ口を合わせ(余分をタックにとる)、紐と一緒に持つ。左
  脇へ持っていく。
 ②左脇で後ろの余分を持ち、後ろに倒しながら紐を後ろにまわす。
 ③右脇の紐も タックを後ろに倒しながら、後ろに
 ④後ろでひと締めし、前にまわす

10.前後のしわ取り 
 ①前のしわ取り 
 衿合わせが崩れないように、だぶつきをなくす。 (空気抜き)
 *肩を押さえ、体の丸みに沿って、衿先を斜め下に引く)
 *見頃のだぶつきも体の丸みに沿って斜め下に引く
 *余分は、身八ツ口に

②背中のしわとり
 ・紐より下から 下に引く (衣紋抜きだけでなく、背中側全体を下に)
 ・背縫いを背中心にし、片方ずつ上紐に手を入れ、しわを左右の脇に
 ・身八つ口を合わせて後ろに倒す

11.おはしょりの始末
 ①後ろの余分を、ポケットを作るようにして平行に折り上げ、背中にピタ
  ッとさせる。   
  余分は両脇に持っていく  (空気を抜くようにして両手で押さえる)
 ②左側で長さを決める。左脇帯下で10㎝位 
  (体格、着物により 左脇の帯下で7から8㎝位、右7㎝位:目安です)
 *脇の余分を合わせ後ろに倒しておく。クリップで止めてもいい
 ③おはしょりの形を作る。(衽線を合わせる) 右の長さの確認
 *下前の おはしょり は、上に折り上げ1枚にする。
  (体型、着物により、2枚でいい時もある)
 ④右脇のつなぎ
  右脇の長さに後ろ長さを決める  
  後ろの余分を前斜め上方向に送り込む。 


12.伊達締め
 ・右脇ののつなぎを押さえ、左側の余分をタックを取り、後ろでひと締め
  し前で結ぶ
  結ぶときは 真ん中はさけ、左右のどちらかで結ぶ。藤結びまたは片
  輪結び
 *やや後ろ上がりに締める

 *紐、伊達締めをしめる場合 後ろでいったんしめ、前にまわす。1本目
  と重なるようにする。まっすぐ横にしめる。
 *結ぶときは 真ん中はさけ、左右のどちらかで結ぶ。藤結びまたは片
  輪結び 

13.確認 
 ①衿合わせ、
 ②おはしょり
 ③裾線は着物材質、履き物の高さ、TOPに合わせて決める

小紋 かかとすれすれ 後ろで1㎝位上
訪問着 仕上がりが足袋の踵が隠れる長さ
留袖 後ろから見て足袋が見えない位
    *履き物を見て決めること
 
 名古屋帯(一重太鼓)
1.帯の準備
 ①帯  
  胴幅または手幅2つ半で、びょうぶただみ(て先を左において、わが下
  ) 、右側でわが3つにできたら帯を広げてびょうぶだたみし、最後に 
  左右にひっくり返すお 
 ②太鼓枕(ガーゼをかけておく)+飾り帯揚げ(帯揚げ)③帯じめ 帯板 
 ③仮紐 3本
 ④クリップ  1つ
 ⑤帯枕にガーゼと帯揚げをかけておく
 ⑥帯締め

 *帯の上に着物の小物を置く  
 *帯の右横に帯の小物を置く
 *手幅 20㎝ 自分の長さを知っておく

2.名古屋帯の手先の決め方

 ①3通り(お太鼓柄、全通柄、六通柄)

 ・お太鼓柄
  前柄を体の中心にあてて(少し右側 引っ張られるので)決め、巻き戻  して残ったのがての長さ
 ・全通柄
  反対側(右側)の胴脇(少し多めに)に決める。
 ・六通柄 
  縫い止まりを背中心にあて、前の柄見をし、巻き戻して残ったのて

 *て先を右手側に、たれ先を左手に持つ
 *帯は常に輪が下
 * 帯を前に置き、てさきを右脇から後ろをとおり、左脇、前 と回すよう
  に持っていき、ての長さを決める。


3.て先を決めて  一巻き目を巻きます
  *名古屋帯のて先の決め方 上記3通り
 てさきを胸に(右肩)に預け、一巻きします (逆もあり)
 右肩のて先を左脇まで戻し、帯下を持ってひと締めします。
 て先を戻すときは上に上にはずすといい


4.二巻きめに帯板を入れる。 帯板は帯の上端にあわせる 
 ・帯板は、一番手前に入れる  ゴムのついた帯板は最初につけておく
 
 ・二巻きめを反対側まで(右まで)持っていき、体の脇でもう一度締めま
  す
 (帯下を持って、もう一度しめる
 *一巻きめと二巻きめの帯下をそろえる
 *後ろをやや高めにする

5.たれの折り上げ
 ・たれを背中心で折り上げ、肩に預けます。折り方は内折り、外折どちら
  でもよい。
 ・次に てを、後ろ中心まで戻し(上に上にはずしていく)、まっすぐ下に
  おろす
 *後ろで て と たれ を交差させた状態になる
6.仮紐1本目
 ・て と たれ を交差させ、その上に仮紐1本目をしめておきます。(や
  やたれ側)
 ・仮紐は、最後にとる人は帯の上端で仮結びし、とらない人は帯の中に
  納めます。
 *仮紐は、左右のどちらかに統一して仮結びする。仮りだがしっかり結
  ぶ

7.てを前に
 ・ては、輪の方を下にして、前にまわし、クリップで帯下に留めておく(前
  に預ける)    ては 後ろ中心で わが下になるように向きをかえて
  から前に持ってくるといい  
 *この時 て の長さを確認する
 ・たれを下ろして交差したたれの元を広げ平らにしておきます。

8.お太鼓の山を決める
 
 ①たれ先から手幅4つ計る  お太鼓の山になる、
  柄を見ながら山を決める
  *たれ先から 手幅4つ(または4つ半くらいで柄を確認する

 ②帯の真ん中を持ち、帯枕を入れます
 ・帯の左右をそろえ布目をとおす(横がそろっているか確認し、張らせる
  
 *右手、左手で 左右にあきをさぐり、枕が真ん中に入っているか確認
  する
 *背中側の端を張らせるようにして 帯の裏側のしわをとります

9.帯枕を乗せる

 ①帯と帯枕をしっかり持ち、交差した部分を台にしてその上にのせます
  *帯あげと帯を持ち、、(遠くをとおって)交差した上にのせる。
  *帯あげは、いったん上に上げてから 斜め下に 引いて背中につけ
   る
  *お太鼓山が 水平か 確認する
 
 ②帯揚げを前に回し ガーゼだけ取り出して 結びます
   飾り帯あげは脇まで戻しておく
   カーゼは、脇から帯に入れ伊達締めと帯の間に入れます
   前は痛くないようになるべく 下げておく
 
 ③飾り帯あげは ねじれがないか確認してから結ぶ

  ・帯あげを結ぶ 
     深い三つ折りの2つ折り か 4つ折りの2つ折り にし、
     輪が上になるようにして結び、脇から帯の中に入れる
  *結び目の長さは 1節半から2節分 6㎝位まで 
  *帯揚げの耳が見えないようにする
  *結び目は中心になるように)


10.帯枕の下の余分を平らにする。
 ①余り分が腰紐より上にある場合は、そのままお太鼓底を作る
 ②余り分が腰紐より下まで下がってしまう場合は、帯幅から出ないよう
  にして上に上げておく  仮紐で押さえておいて方が始末しやすい
 ③余り分が腰紐より下まで下がってしまい、またたれ先より出ない場合
  はそのまま
   この上にお太鼓底を作ってもいい場合がある

11.たれ先より、10㎝上に、仮紐2本目 をあてて前で結びます。
 *たれ先より10㎝:(人指し指の先から親指の付け根くらい)上に
  仮紐2本目を置き、巻いてる帯の帯下に合わせる
  ・左右のどちらかでしかっり結ぶ 
 *たれの長さは、体型によるが、小紋の場合は7~8㎝ぐらい、
  訪問着は もう少し長い方がよい

12.たれ先の上の部分を上に上げる。
 *たれ先の2本目の仮紐がずれないように、上げる

13.、12の余分を上に上げ、下がってきたたれで 
 お太鼓山から胴にに巻いた帯下の長さを、お太鼓底とし、仮紐3本目を
 する。
 *お太鼓山から手幅1つ半
 ・仮紐3本目を帯下に合わせ、お太鼓の底を形づけて結ぶ。
   お太鼓の帯幅がそろっているか 確認する

14.てを通します。
 ①てを お太鼓の帯外側 1枚の 下側にとおす(巻いてる帯の下側に
  沿わせる)
 ②て先の長さは、左右の帯から 2から8㎝  左右同寸 帯下に沿って
  いるか確認
 *てが長いときは、て先でない方に内側に折り込むなどで調節する

15.帯じめをしめます。
 ①2つ折りにし、中心を左右のどちらかから入れ、反対側から手を入れ
  て通す。
 ②長さを前中心でそろえ、しっかり前に引いてからしめる。
 ③帯幅の真ん中を通っているようにする。
  *平組は重ねる。丸組の時は上側にそろえる。 飾りは左側(本人
  の)にする。
  *丸組の時は結び目を上に倒すようにする。

16.仮紐1、2,3本を取りできあがりです。
 

袋帯  二重太鼓

準備
 ・帯のたたみ方 手幅2つ半で (胴幅)  びょうぶだたみで最後に左
  右にひっくり返す 
 *袋帯は幅出してたたむ(最低2㎝から7㎝)
 ・仮紐2本
 ・クリップ 1つ
 ・帯枕にガーゼと帯揚げをかけておく
 ・帯締め
 *手先の決め方  3通り  今回は全通で

1.ての長さの決め方は、て先を前から、右脇、後ろ、左脇をとおり 前に
 回し、反対側(右脇)の胴脇たっぷりに決めます(全通の場合)

2.一巻きして、て と たれ でひと締めします 
 二巻き目に帯板を入れ、ひと締めします。帯板は帯の上端にあわせる

3.後ろ中心でたれを折り上げ、たれを 右肩に預けます(肩のたれは裏
 が見える)
 てを後ろ中心まで戻して下に下ろします  
 たれとてを交差した帯上に、仮紐1本目をあてて前に回し、
 帯の上端で結んでおきます。
 たれは肩の上で開いておきます。

4.ては 輪の方を 下にして 前で留めておきます。帯下で留める
  たれを下ろして交差したたれの元を広げ平らにしておきます。

5.(その1)
 ・たれ先から手幅2つのところをお太鼓山とし、
  ガーゼの帯あげと飾り帯あげをかけた帯枕をおきます(布目)
  帯枕の上に 帯を二重に重ね、帯の柄を見ます
  *重ねた帯は 手幅2つ半から3つ以内の長さ
  *お太鼓柄の場合は いい柄でる長さ

5.(その2)
 たれ先から手幅2つのところを お太鼓山とし 帯を 二重にして重ねま
 す
 布目をとおし 帯端を揃えて重ねます
 *重ねた帯は 手幅2つ半から3つ以内の長さ
 表から二枚目に帯枕をおきます

6. 
 二重にしたお太鼓山と帯枕を持ち、
 交差した上の背に帯枕をおき、山を整え、カーゼの帯あげを前でしめま
 す。
 飾り帯あげを整えます。

7.二重になったたれを内側に折り上げ(布目の確認)
  巻いてる帯の帯下の位置で お太鼓の底を作り 仮紐2本目をする

8.て先を表から二枚目にお太鼓底に沿わせながら入れます。
 *左右の手先の出方は名古屋帯より多めに出す)2(5)~8㎝左右同 
 寸、帯下に沿っているか確認

9.ての帯幅の中央に 帯締めを通し、前に回し結びます。(帯じめは帯
 幅の真ん中、結び目も真ん中)

10.仮紐をとって仕上がりです。


 
kimono